皆さんこんにちは。
今回は、実際の案件でクライアントに言われた実体験をご紹介します。
ズバリ、リスティング広告の拡張テキスト広告っているの?
って話です。
レスポンシブ検索広告があれば拡張テキスト広告っていらなくない?と言われました。
はい、確かにそうなんですけどいるんですよ。どうやら。
拡張テキスト広告とは?
こちらをご覧ください
上のリンク先を読むのが面倒な方に簡単に説明するとこういう広告です。
- 3 つの広告見出し
- 2 つの説明文
ではレスポンシブ検索広告とは?
簡単に言うと
- 15 の広告見出し
- 4 つの説明文
これを最適な形で組み合わせて表示します。
レスポンシブ検索広告では、ユーザーと成果に合わせて複数のタイトルと説明文からより効果的な組み合わせの物を自動で選択し、表示してくれます。
これだけ見るとレスポンシブ検索広告は正直拡張テキスト広告を内包しており、上位互換のように思います。
「でも拡張テキスト広告なら絶対に表示したい内容だけ入稿して表示させられるじゃん!」って?
いやそれレスポンシブ検索広告でもタイトル3つと説明2つしか入稿しなければいいんですよ。
ならなぜ拡張テキスト広告も必要なの?
実はGoogleが推奨する広告の種類は拡張テキスト広告とレスポンシブ検索広告をどちらも広告グループに設定しておくことです。
何故Googleは拡張テキスト広告の入稿を推奨しているのでしょうか?
これは明確な答えはありませんが、おそらく広告主の想定している解である拡張テキスト広告を参照しつつも、それを補完するようにレスポンシブ検索広告で囲い込むようなイメージでのアルゴリズムが働いているためではないかと考えています。
Googleはまだレスポンシブ検索広告の完全自動化はできていないと考えているのか、AIによる学習には作例がなる方がより早く最適化がかけられるのかはわかりませんがどちらもあると評価が高い印象です。
また、一応明確なできることの差もあります。
拡張テキスト広告ではカスタマイザによる広告タイトルへのキーワードの挿入機能が可能です。
私の試した限りレスポンシブ検索広告では機能してくれませんでした。
ただしレスポンシブ検索広告では地域の挿入機能がありこれはかなり便利です。
■拡張テキスト広告のキーワードの挿入機能例
あきうらめでぃあ{KeyWord:Google広告}
■レスポンシブ検索広告の地域挿入機能例
あきうらめでぃあ{LOCATION(City)}
こんな感じでそれぞれできることできないことがわずかにあったりもします。
まとめ
結局拡張テキスト広告が必要かについては、
今は必要です。
Googleが推奨してるというのもありますが、広告の種類は少し多めにして効果を検証するというのは常套手段です。
折角入稿できる枠があるわけですし、労力は増えますがとりあえず一通りできることはやっておいた方がPDCAは回しやすいように思います。