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【Google広告】除外キーワードリストとマッチタイプについて

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皆さんこんにちは。

Google広告の知っていると少し得する話、本日は「除外キーワードリスト」についてご紹介します。

 

 

 

除外キーワードとは

除外キーワードとはリスティング広告において、特定のキーワードで検索しているユーザーを広告表示の対象から外すためのものです。

 

例えば、「シャンプー」というキーワードでリスティング広告を出稿しているとします。

完全一致で[シャンプー]と入稿している場合は関係ありませんが、部分一致やフレーズ一致で入稿している場合は「シャンプー 〇〇」と検索しているユーザーすべてが対象になります。

これがポジティブな内容だったら問題ありませんが、「シャンプー おすすめしない」などネガティブな内容の検索には表示されたくない場合も多いですよね。

この時に「おすすめしない」を除外キーワードに登録しておくことで「シャンプー 〇〇」では表示されるが「シャンプー おすすめしない」では表示されないという風に設定が可能です。

 

設定方法

広告キャンペーンを選択し、キーワード>除外キーワードを選択。

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左上の+ボタンをクリック。

 

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「除外キーワードの枠内に除外したいキーワードをマッチタイプに則って記入。

※マッチタイプについては簡単にですが下で説明します。

 

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最後に保存して終了。

 

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マッチタイプについて

マッチタイプとは指定したキーワードがどのように検索されたときに表示させたいかという指定です。

主に「完全一致」「絞り込み部分一致」「部分一致」「フレーズ一致」の4種類があります。

完全一致

検索したキーワードが完全に一致している場合に表示されます。

表記方法:[シャンプー]

 

絞り込み部分一致、部分一致

絞り込み部分一致と部分一致は、広告管理画面上のマッチタイプは部分一致と表示されます。

入稿時の違いはキーワードに「+」をつけるかどうかで決定します。

部分一致の表記:シャンプー

絞り込み部分一致の表記:+シャンプー

 

絞り込み部分一致はキーワードの順序にかかわらず指定したキーワードが検索されたときに表示されます。

例:「+シャンプー +つや」で入稿している場合ユーザーが「シャンプー つや」でも「つや シャンプー」で検索したいずれかの場合でも表示されます。

 

部分一致は対象のキーワードに関連した語句が検索された場合も表示されます。

例:「シャンプー つや」で入稿している場合、ユーザーが「シャンプー つや髪」でも「洗髪剤 つやつや」等でも表示される可能性がある。

 

フレーズ一致

入稿したキーワードの前後に入稿していないキーワードが付いていた場合も入稿したキーワードが含まれていれば表示される。

表記方法:"シャンプー"

 

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マッチタイプの注意点

実は2021年の2月からマッチタイプに大きな変更が加わりました

 

フレーズ一致の挙動に絞り込み部分一致のアルゴリズムが組み込まれました。

これにより、フレーズ一致と絞り込み部分一致に差がなくなります。

実際に2021年の7月には絞り込み部分一致の入稿ができなくなるようです。

元々、最近はフレーズ一致と絞り込み部分一致の挙動にほとんど差がなくなってきていました。

何となくキーワードを入稿しておけば打ち間違えや表記揺れなどに対応してくれるようになっていたため、その動作が年々拡張されていたことによりフレーズ一致で入稿していても絞り込み部分一致で入稿していても検索結果はほとんど同じになっていたということです。

 

ということで今後は完全一致、部分一致、フレーズ一致のいずれかでの入稿になります。

 

 

除外キーワードリストを使う

本題に戻りますが、除外キーワードを設定する際キャンペーンごとにいちいちネガティブワード等を登録するのって面倒ですよね。

そこで便利なので除外キーワードリストです。

このリストを作成しておけば、新しいキャンペーンを作成したい際にもリストを紐づけるだけで設定ができます。

作成方法は、右上のツールと設定>除外キーワードリスト

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右上の+をクリック

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リスト名と除外したいキーワードを登録して保存

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この際、キーワードはフレーズ一致がおすすめです。

完全一致だと[シャンプー 嫌い]等の基軸となるキーワードとの掛け合わせをすべてせていしなくてはなりません。

これはすごい労力になりますよね。

逆に部分一致だとそのキーワードに関連した語句もすべて除外してしまう為、想定以上に除外キーワードが広がりすぎてしまう可能性があります。

フレーズ一致であれば、そのキーワードを含む検索語句になるため、安全に除外が可能です。

 

リストが出来上がったら、除外キーワードを設定したときと同じように左のメニュー一覧からキャンペーン>キーワード>除外キーワードを選択し、「除外キーワードリストを使用」のラジオボタンを選択します。

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作成したリストが一覧で出てきますので、設定したいリストのチェックボックスにチェックを付けて保存して設定は完了です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

除外キーワードの設定は本来ターゲットにしていないユーザーへの無駄な表示を減らすために重要な要素です。

コンバージョンレート(CVR)を向上させたいならぜひ利用しましょう。

ただ迂闊な除外は折角の表示機会の損失になる可能性もありますので、キーワードの選定は慎重に行いましょう!

 

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